リフォームする目的は？

• 何のために改造するのか、明確にされていますか？
• 古くなったから、傷んできたから等様々な答えが返ってきそうですが、それもこれも最後まで自宅で暮らし続けるためですよね。それでは、
• 最後まで、自宅で暮らせない方がいるのは何故なんでしょう？
• その原因が分かれば、改造する場所・目的ははっきりします。

高齢になって、自宅での生活が継続出来ない理由とは？

• 一つには、介護があれば生活出来るのに介護者がいないか又は介護力が不足しているから。
• 次に、自宅では受けることが困難な看護が必要になった場合です。この場合はやむを得ない
• 事です。
• それでは、前者についてはどうでしょう。同居者がいなくても、障害を持って一人暮らしをして
• いる方は沢山います。
• また、寝たきりの配偶者の介護を続けている高齢者の世帯も多くあります。

継続して住み続けられる住まいは？

• 自分の現在の身体の状態に合わせた、又は家族の介護力に見合った住まいです。
• 障害を持ったり、介護力が充分でない方達が、自宅で継続して生活出来るのはそういう住まいだからです。
• 私たちの仕事は、そのお手伝いをすることです。

老後に備えた住まいづくりで、一番配慮しなければならない場所は？

• 排泄場所－トイレです。排泄の障害を克服出来れば、自宅での生活を継続するための問題点の５０％以上を解決出来たことになります。次が浴室そして外への出入り口となります。これで８０％以上、住み続けるための問題点が解決出来たことになります。

トイレ改造の場合の、配慮しなければならないポイントは、何カ所くらいでしょう？

• 「便器を洋式にする」は、配慮以前の当然行うべき改造です。
• 老後に向けた「トイレの改造」には１０点のポイントがあります。
• 浴室の改造で同じく１０点、出入り口で６点のポイントがあります。
• それぞれ、数多くの改修事例の中から明らかになったポイントです。

貴方は何ヶ所分かりますか。トイレ改造の際のポイント

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